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2009年5月

ワンピース

むかーし昔。
大好きだった人にふられて、そのとき着ていたワンピース。
なんとなく見ると思い出すから、箪笥の奥にしまってた。
でも昨日ひょこっと出て来て、一年半たった今でも可愛くて
久しぶりにきてみた。
花柄ワンピース。
可愛いと思われたくて買ったお気に入りのワンピース。
久しぶりに袖を通してみたらしっくりとしてきちんと私に似合ってた。
少し大人になれたかな?
一年半で人はこんなに遠くまで来る。

その足で昨日はお墓参りにいった。
同級生の男の子。
あだ名が「王子」で笑顔がさわやかでスポーツができて頭が良くて
誰から見ても格好良い男の子だった。
でも、ある日突然死んでしまった。
彼が死んで10日もあとにその死を私たちは知った。
自殺だったという。
なぜ?

彼が亡くなったという日の前日、一緒に飲む約束をしてた。
彼とはサークルが一緒で、学科も一緒だったためたまに飲んだり学校で会えば世間話をした。
学校に来なくなって、風邪だと聞いたわたしは何度かメールをしようとした。
でもその度に、わたしがメールしなくても、と思った。
何もかわらなかったかもしれない。
それでもあの時どうして、せめて一言でも気にかけてあげられなかったのか。
ひとりじゃないよって、今こんなに伝えたくても、もう彼は居ないのに。
ひとりで逝ってしまった。
友達もたくさんいた子だったのに。

さみしかった?
孤独だった?
つらかった?
ごめんね。
同じチームだったのになんにも気付いてあげられなかったね。

そこまで仲が良い訳でもなかった。
ただの同級生。
それでも、居なくなってから、彼はそこに居たのだ。一緒に息をして、笑って、話したんだって
思い出すと堪らなくて、酷く苦しかった。
もう半年以上前になる。

そういえば、一緒に飲んだとき友達の家に一緒に泊まったこともあったね。
隣にいた彼が、朝ふと目を覚ましたらなぜかずっと頭を撫でてくれていて
びっくりして緊張して、朝までガチガチになってぎゅっと目を錘むっていたこともあったな。笑
あれはどうしてだったのかな。
それも今はもう聞けないんだね。


お墓は住宅街の静かな場所の奥にぽつんとあって。
そこに彼がいるとはなんとなく思えなくて
くらくらした。

またあおうね。またねって言ってきた。
どうか。どうか。
今は彼のこころがただ安らかであればいいと願っています。
そう祈ることしか私には出来ないから。
今でも時々君を思い出すよ。

死んじゃ、だめだよ。
なにもかも無くなってしまう。
君の命、そんなに軽いものじゃなかったはずだ。
こんな私だってこんなにさみしいんだから、
ご両親や周りの友達はきっともっとつらかったはず。
忘れちゃだめだよ。


これを読んでくださっている方も。
自分のこと、どうでもいいと思うことがあるかもしれません。
こんなにいつもへらへらしてる私だって、そんなときがあるのだもの。
でもね、どんなに自分がだめなやつだと思うことがあっても
生きていてくれるほうがずっといい。
私は生きていてほしい。みんなに。
あなたがいなくなったら、私は悲しいです。
どうかどうか
みんな自分を1番大切に思ってあげてください。
自分を大切にできたらきっと周りのひとも大切にできるはず。
そうやってきっとみんなでしあわせになっていけるって
私は信じてるんです。


うまく言えないけど。
私みんながだいすきだよ。
私のまわりにいてくれる人みんな。
きっとまだ会ったことのないどこかで元気に生きているみんな
だいすきです。
誰も死んでなんかほしくない。
自分を大事にしてください。
本当に、これが私のこころからの願い。

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